ワインの一般的アルコール度数とその理由

ワインはアルコールの一種ですが、中にはわりと甘めのものもあり、つい果汁飲料のように飲み過ぎてしまう人もいるかもしれません。
しかし酔わないために、度数は必ずチェックするようにしましょう。
ここでは、ワインの一般的なアルコール度数や度数の決まり方についてご紹介します。
ワインのアルコール度数
ワインの平均的なアルコール度数はおよそ6%から15%ほどです。中には甘口デザートワインという20%近くアルコールが含まれているものもありますが、基本は10%前後というところです。
これはビール(5%前後)よりは高く、日本酒(15%くらい)やウイスキー(50%前後)や焼酎(25%前後)よりは低めの数字です。酒類全体からすると、ワインのアルコール度数は低めになります。
ワインはブドウを発酵させて作るアルコールです。基本的に、原料として水を使う事はありません。興味深い事に、ワインのアルコール度数は毎回異なります。
仮にフランスのボルドーで同じブドウを使ったとしても、度数に変化が出てきます。簡単に調節する事は基本できません。
ワインのアルコール度数を決めるもの
ワインの度数はどんな要素によって決まるのか説明します。実はアルコールは糖からできます。酵母と呼ばれる微生物が作用した結果、糖を持つ水分がアルコールに変化します。酵母が働くと、糖を原料にアルコールが出来ます。
つまり、ブドウの糖度がどれくらいあるかによってアルコールの度数が変わってくると言う事です。アルコール度数が高いと言う事は、原料にされたブドウの糖度が高かったと言う事です。
では、どうすれば糖度が上がるかというと、日照時間や寒暖差が関係します。たくさん太陽の光を浴びて、夜間に気温がしっかり下がれば糖度があがります。
また他の要素は、発酵過程でどれくらいの温度を与えるかという点です。
通信講座でワインの作り方を学んでみよう
最近は通信講座でワインの醸造方法についても、簡単に学べるようになっています。ワインをどう飲むかとか、ブドウ品種によってどんな違いがあるかだけでなく、ワインの造り方をしっかり学ぶことで、ワインがもっと楽しくなります。
自分で造らないまでも、造り手の計画や想いをイメージすることによって、ワインはいっそう味わい深くなります。
一例として諒設計アーキテクトラーニングの「ワインコンシェルジュW資格講座」という講座では、ワインの醸造方法はもちろん世界のワインについて詳しくなれる講座なので、一度公式サイトで情報を調べてみてください。
まとめ
ワインのアルコール度数は比較的低めですが、アルコール度数がどれくらいになるかは自然条件に大きく左右されます。
自然の恵みをストレートに反映した飲み物ということで、この点もワインの魅力を引き出していると言えます。