日本のワインの特徴と栽培の特徴

ワインと言えば、ヨーロッパやカリフォルニアやチリ、といった地名がすぐに出てきますが、日本でも上質なワインをたくさん作っています。
日本のワインは他の国のワインとはまた違う特徴があって、それも楽しい事ですが、その日本のワインの味わいの特徴や栽培の特徴について簡単にご紹介します。
日本のワインの味わいの特徴
日本でワインを作っているというと、恐らく山梨県のイメージが強いかもしれませんが、実は日本でワインを作っている地域はたくさんあります。というより、日本全国でワインは作る事は可能です。
国内の代表的なワインの産地は、山梨や北海道や長野や山形です。使われているワインの品種は、甲州やマスカット・ベーリーAなどが有名です。
これらは、実は日本の固有種です。甲州は白ワインによく使われ、マスカット・ベーリーAは赤ワインに使われます。
甲州の特徴としてはフルーティーなアロマと少しの酸味です。生産されるものは、アルコールが少なめで、女性にも飲みやすいものとなっています。
マスカット・ベーリーAはその名の通り、ベリー系のアロマが特徴のワインです。世界的に有名なカベルネ・ソヴィニヨンやメルローやシャルドネ、ピノ・ノワールも使われています。
日本では明治時代からワインは生産されています。まだまだフランスなどと比べると知名度は低いものの、実力のあるワインと言えます。
実際海外のコンテストで受賞するものもあるので、日本ワインの未来は明るいと言えます。
日本のワインの栽培の特徴
先述の通り日本は日本全国で、北海道から鹿児島まで幅広くワインが作られていますが、基本的には雨があまり降らない盆地で生産される事が多いです。もう少し言うと、水がよくはける扇状地でよく生産されます。
また気温に関しては夜の気温が低めのところが多いです。代表的な産地のワインの特徴をあげてみましょう。
まず山形県ですが、秋口になると、昼夜の気温差を活かして、凝縮した芳しい果実感を味わえるワインとなっています。
山梨県は日本の4割近いワイナリーが集中していますが、甲州の栽培が盛んです。
日本ワインを学んでさらに楽しもう
ワイン=フランスというのでは知識が乏しすぎます。ワインは世界中で生産されているものであり、日本でも栽培がそれなりに盛んです。
日本人として、まずは国産ワインについての知識を蓄え、その特徴を知るようにしましょう。それから少しずつ世界のワインに触れていって、それぞれの特徴を理解できるようになりましょう。
まとめ
日本のワインは、世界でも評価されている品質を誇ります。知名度や流通度では、非常に高いというわけではありませんが、その魅力は奥が深いです。
日本のワインをよく知って、ますますワイン道にまい進してみましょう。